先日新宿でやっていた泉大悟さんの写真展に行った時も思ったのだけれど、基本というのが大事だな、と。
彼の話を聞いていると彼は何か特別なことをしているわけではない。撮影や暗室作業など特別なことはしていないようであった。撮影時は光に気を配って三脚にカメラをしっかりと据えて段階露光。(カメラがキャノンなのは許された短い撮影時間においてフィルム交換の手間など掛からないからとの理由)現像作業はデータシート通り。プリントも少しだけエッジバーンしているのもあるとのことだが、基本ストレートプリント。
多分基本通りにしているのは師匠の教えがそうなのであろう。写真家として活動し生きて行く上でこの先は長い。まずは基本をしっかりと文字通り身につけるために基本通りしろと言っているのだと思う。
写真仲間がやはり言っていたが、現像やプリント作業はデータシート通り行うようにしている、と。写真撮影からプリント作業まで、その間多くのパラメーターが存在するがウエットプロセスに関してはそのパラメーターを固定しているのだという。そうすることによって何かプリント上に変化を感じたときにその原因を掴めやすいということであった。
自戒を込めてこのエントリーをしているのだけれど、自家処理などしているとその多くのプロセスが自分の思い通りにできていしまう故に色々なことをしてしまうことがある(インターネットで手軽にその手の情報が入りやすい世の中だから尚更のことだ)が、そうゆうことは後々いくらでも出来ることだから、まずは基本通りレシピ通りデータシート通りにやったほうが全然ン良い(上達が早い)。
タイトルはtumblr.に流れてきたものの元リンク先のタイトルをそのまま持ってきました。
以下その一部を転載。
料理が苦手な人に多いのが、最初から“背伸び”している人だという。
例えば、自分は料理を苦手と思っている人にアンケートをとったところ、 カレーを作るときに大半の人がカレーのルウを2種類以上混ぜていた。 コーヒーやチョコレートなどのちょい足し工夫も大多数。
ところが1種類のルウで基本通りに作ったことがあるかというと、大半の人はないという。
情報がありすぎて、突然応用編からはいってしまう。
2 :オレオレ!オレだよ、名無しだよ!!:2011/07/10(日) 19:39:33.47 0
あー、これは他のことでも当てはまる
達人ほど、基本に忠実