Some Night & More Night
nullporz.exblog.jp
What? > How?
by やっ
プロフィールを見る
画像一覧
Top
Print
2010年 09月 29日 | |
久しぶりに気持ちが良かった。そうゆうPrintだった。

渡部さとる主宰
WORKSHOP2Bグループ展「holic」 (2B29期)
2010.9.21(火)~26(日)


写真展はTLで知っていたのだが出かけられたのが最終日の前日ギリギリセーフだった。開催の初めの頃に行っていれば多分なんども足をはこんだであろう。すでにネットでは某有名写真家が「買いたい」と絶賛していたソレは、確かに凄い・欲しいと思わせるPrintだった。

泉大悟さん(blogはこちら)
渡部さとるさんのアシスタントをされているのですねってちょっと納得。

Printは泉さんが住んでいる場所の近所の工場で行われ、被写体もその工場にある工具だったりバイクだったりする。その工場はオートレース用のバイクのフレームを作っている工場のようである。blogを拝見すると夏休み期間中の工場で撮影した様で、ナルホド普通ではあのように"静"の雰囲気では撮れないな、と納得。

実は私は生まれた時から板金・照明の工場が遊び場という環境で育った。親戚が社長をしていたその会社・工場の2Fに私(たち家族)は住んでいたので物心付いた時から旋盤やグラインダーとかプレスの機械とか普通では目にしないものが当たり前のように存在していた。勿論大変危険ではあったが何でも触りたがる子供にとってそこは夢のような遊び場だった。なので、幸い記憶には無いがグラインダーで右手親指を削ってしまった時の跡が残っていたり、はたまた近所のガキ大将に虐められたその仕返しに工場の金槌をもって行こうとして工員に慌てて止められたなんて事もあった。今思うと危うく殺人事件をおこすところであった。(^^;

そんなこともあって最初のPrint、塵取りのPrintを目にした時から懐かしさもあって釘づけになってしまった。実際のところ「うわっ!」って声を上げていた自分が居た。懐かしい油の匂いがしてくるようなPrintだった。そこにある工具はどれも人の汗がにじみ出ているようであった。バイク好きの自分なのでさらに感情が入ったかもしれない。普段私たちが何気なく目にしている工業製品はどれもこれもそうした人の汗と機械の油の中から生まれてきているということを再認識させられるPrintだった。

工場って良いなぁと思った。ちょこちょこっとキーボードをタイプすれば1+1が3とか4とかになってしまうのと異なって、工場ではどうやっても1+1=2にしかならない。当たり前といえば当たり前なんだけれど、バブルの頃からなんとなく1+1=2ではいけない様な風潮が一般的になってしまっているように思えるけれど、1+1=2にしかならないのは当たり前。ちょっとミスればそのしっぺ返しは確実に自分に跳ね返ってくるけれど、逆にどんなに頑張っても1+1は2、それ以上にはならない。だからこそ面白い。

植田正治さんも、水洗10分のところをめんどくさがって5分で切り上げたりしちゃーダメよって、一つひとつの工程をキチンと進めることが肝要って言っていたよね。
[PR]
by nullpo_orz | 2010-09-29 14:09 | 銀塩 |
AX
<< たまごっち ページトップ イーゼルのセットアップ考 >>
The Original Skin by Sun&Moon