横木安良夫さんは自身のwebサイトにDIGITAL暗室テクニックを公開している希有なプロの写真家だ。銀塩とDIGITALによるその違いなど、概念も含めて説明してある。私は銀塩現像・引き延ばしなど経験したこと無いが、横木安良夫さんのサイトには大変有益な情報が盛りだくさんなのである。以下最近心に響いた氏の言葉を転記させていただきます。
人間の眼は兎に角優秀だ。しかし現実のありのまま人間は見ているわけではない。そう言った点ではレンズの方がもっと優秀だ。だからといってどちらに優劣を付ける問題でもない。次元が異なるのだから。
横木安良夫さんの言葉には重要な、大変重要なことが含まれていると思う。
[Zorg:.punto]
写真は、現実を撮ったもので、現実ではない。ここに存在するのは、写真化されたひとつの事実、プリントすればこの世の中に存在する、「物」でもある。現実を巧妙に写しているようで、実は新たに作られた、ペラペラの一片の現実なのだ。
人間の眼は兎に角優秀だ。しかし現実のありのまま人間は見ているわけではない。そう言った点ではレンズの方がもっと優秀だ。だからといってどちらに優劣を付ける問題でもない。次元が異なるのだから。
横木安良夫さんの言葉には重要な、大変重要なことが含まれていると思う。
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