木村伊兵衛展 『ヨーロッパ/中国』へ行ってきました。
なんども作品は眼にしたことはあるが、写真展で作品を見るのは初めてでした。
展示された作品はヨーロッパ(1954,55年)、中国(1963-71年)
どちらもスナップ写真で端っこの方に(余計なモノ)写り込んじゃっているカットもあったりして生々かった。
思ったのは、写真雑誌でよく構図・構図って言われるけれど、背景をスッキリ見せるとか
そういう事ばかり気に取られているんじゃなくて「何を見たか?」ってことがストレートに伝わることが大事なんじゃないかな? と。
そんなこと考えながら誰1人いない写真展会場を後にしました。
勢いに乗ってその足でハービー・山口写真展「The Big Love」 - やさしいパンク・スピリッツ -も見に行きました。
ロンドンの若者と私が普段見慣れた街並みにいる若者の笑顔が沢山飾ってありました。
特に印象的だったのが彼らの笑顔でした。どうやったらこんな素敵な笑顔が撮れるのだろう...。
実は年明けからmonkさんの植物図鑑で見た荒木経惟のコトバがズーと頭から離れないのですが、離れrないので転記しますw
「照れずに身近なものをちゃんと撮ることだよ。 男なら、女を撮れ。 女は男を撮れ、だね。 カッコつけて空とか街なんて撮ってるんじゃないよ」
この写真展を見て改めて人を、できれば女性を、撮りたくなりました。ドンドン撮りたくなりました。撮らなければいけないと思いました。
若者の笑顔が沢山収められているハービー山口写真集 [peace]は絶対買います。