同時期リリースされたPENTAX K-7はすっかり陰に隠れてしまった感だ。
(内容的にはコッチの方が良いのでは?と思うのだが)
これは売れる! ダメだ!売れないよ
などネットでも様々な意見が飛び交っているが、何故にそれほどまでに注目を集めるのかとその理由を考えてみると、OLYMPUS初のMicro Four Thirds機種・往年の名器PENの復活(名前にしっかりPENとあるし)・最近人気のミラーレス(パナのG1は人気があり販売も好調の模様)・レンズ交換式コンパクト等々思いつく。
でもこの画像を見たときその理由が分かりました。
「オリンパス E-P1発表」:塙 真一のBlogより転載
PEN E-P1は、マウントアダプタを介すればMマウントのレンズを装着する事が出来るのだ。
チョット待った、Mマウントレンズをマウント出来るカメラは本家M9もあるしエプソンのR-D1もある。
何? それらは高いって? それなら同じくコシナのVMマイクロフォーサーズアダプタが使えるパナのG1なら安くMレンズでデジタル写真が撮れる。
まったくその通りでG1が人気の理由の一つにMレンズを装着できるというのがあると思う。
しかし、多分想像するにMレンズを使いたい人はきっとレンジファインダーな人たちだから、その人達からするとミラーレスとは言えイチガンチックなG1よりもレンジファインダーチックなE-P1なのだと思う。
きっと上の画像をみた人、Mレンズ=ライカな人たちはG1+Mレンズよりもピンと来たはずである。
そして、G1になくてE-P1にあるのが手ぶれ補正だ。Mレンズを手ブレをそれほど気にせずとも撮れるE-P1(2009.7.7追記)
きっとライカレンズを装着したE-P1を持った人を沢山目にする機会が増えるのだろう。
が、しかし。
Four Thirdsは135フォーマットのの約半分だ。Mレンズを装着しても焦点距離が倍になってしまう。
その点に違和感を覚える人は沢山いるだろう。或いは購入に躊躇している人もいるだろう。
出来ればフルサイズでMレンズを使えたら...、そう願っている人は多いと想像する。
で、ライカM9だ。
どうやらM9が2010年には発表されるらしいとの噂である。
それは勿論フルサイズでの登場となるらしいのだ。